語り部、ノムさん
Column

語り部、ノムさん

第1号

国政選挙や地方選挙は全国で4年間に約12,000回行われるそうです。つまり4年間に約12,000回もの開票事務が行われるということです。
全国の自治体は公務として選挙開票事務作業を受け持つわけですが、それぞれが違った設備・人員・方法で実施している結果、開票作業の速度(時間)が大幅に違ってきます。
「タイムプリズム」をこれら選挙開票事務の訓練にも十分活用できることに気付きました。
もし1回に100万円の経費節減ができれば12,000回で120億円もの税金の節約になります。
いままさに行財政改革が求められている自治体は数多くあるでしょう。IE(インダストリアルエンジニアリング)はPDCAを実践し、よいものを(間違いのない)安く(経費がかからない)早く行うという目標があります。開票事務時間をIEの手法で短縮することは行政改革のトレーニングにもなり、職員の意識改革を促すきっかけにもなるのではないでしょうか。