語り部、ノムさん
Column

語り部、ノムさん

第9号

「作業分析ソフトは作業改善の道具(ツール)」・・早い結果が勝負を決める。

"うちはソフトを使うなんてまだまだ早いよ。""機能をよく検証してから導入するか決めたいね。"営業先で以前よく聞かれた言葉だ。
なんとのんびりした会社であろう、海を渡った隣国企業のスピードの速さには驚かされる。
バブル、リーマンショックの荒波、東日本大震災以降の復旧・復興に伴うリスク増加、加えて円高。国内企業は四重苦の逆境にさらされてきた。
これだけ長い間デフレ状態にある今の日本は世界的に見ても異常であろう。
政権が交代していわゆる「アベノミクス」による"三本の矢"(財政出動・金融緩和・成長戦略)がどれだけ功を奏すのか?
しかし、円安が進みすぎてもほとんどの原材料が輸入に依存している国内産業の現状ではある程度のところで止まるだろう。
売上の低下、多品種少量生産。円高のグラフとともにすべて想定外が合言葉となった。
恐らく放置された広大な?構内には多くのムダ・ロスがゴロゴロ転がっていることに多くの人が気付いているのだろう。
生き残りを賭けて非情な覚悟で取り組み始めた企業、利益(売上)が黙っていても上がって行った時代から取り残された企業。どちらもかつては同じ土俵にいたが決断して動いたかまだ動かないかの差は歴然としている。
最近、問い合わせによるお客様からの依頼によって現地に訪問する回数が増えてきた。
その目的は一つ!「ムダ・ロスの徹底的な排除」、そのためにはどうするのか?問題の発見・可視化・いつも見えやすくする環境作り。・・その定義は第3号参照
作業分析ソフトは早く結果を出したい、そんな目的を持った企業に最も有効なツールとして求められています。