コラム『モノづくり工場の創意工夫』幕開け
パナソニック ファクトリーソリューションズ株式会社(以下「PFSC」)の幸前と申します。株式会社日本生工技研様(以下「JIET」)とは、JIET設立当初から協業させて頂いており、此の度、JIETのHPでコラムを連載させて頂く事になります。
(JIET製タイムプリズムは、PFSCが取り扱う改善ツールの一つとして活躍しております)
PFSCは、多業種の国内外モノづくり工場の改善サポートを担っており、その実績は300社超に至りました。それを活かし、『モノづくり工場の創意工夫』を紹介します。
現況、国内のモノづくり工場は、厳しい環境下に置かれ、また、過去から培われてきた管理の打破に苦労されておられる工場もあります。 他方、国内生産にこだわり、製造現場を変化・進化し続け、差別化を図り、再び元気を取り戻している工場も存在します。なぜか?
具体的には、生産性向上・品質向上・生産リードタイム短縮・管理ロス削減等、多品種少量生産を低コストで実現された『業務プロセス』、および、その根底にある『組織の開発方向性(例:下記1~3)』等も併せ、事例を紹介していきたいと考えています。
1.組織が率先垂範し続けるモノづくり指針
2.知恵を結集、協働で進化(創意工夫)し続ける仕組み
3.企業の財産である従業員がワクワクしながらモチベーションを継続し続けるメカニズム
次号より、計5回(1~2ヶ月毎)の連載予定で、モノづくりの『製造現場』にスポットを当てた創意工夫のケースを紹介します。
ここが重要な点ですが、日本のお家芸であるモノづくり製造現場の改善は、グローバルで生き残るための『驚異的な武器』になります。
モノづくり工場の変化・進化への一助になれば幸いです。
尚、コラムは、パナソニック株式会社 及び PFSCの見解を示すものではありません。
日々のモノづくり工場の改善サポート業務を通じ、小生が実感していることを自由に描いたものであります。